昨日のPrimetimeは、GSOMIA破棄がメーンテーマであった。

話題を掘り下げれば掘り下げるほど、笑いを噛み殺せない状態になっていった。

文在寅の「GSOMIA破棄」は、どうやら“一人相撲”となるようである。


韓国が日本とのGSOMIA破棄へ!中国ネット「日本は全く気にしないだろう」「どうやら文大統領の行く末は

Record china2019822()

 

韓国大統領府が22日、日本との軍事情報包括保護協定(GSOMIA)を破棄する方針を発表した。中国メディアも速報で伝えた。

会見した金有根(キム・ユグン)国家安保室第1次長は破棄の理由について、日本政府が韓国を輸出優遇国(ホワイト国)リストから除外したことを挙げ、「こうした状況で、安全保障において敏感な軍事情報を交換する協定を維持することは、国益にかなわないと判断した」と説明した。米国は韓国に協定延長を要請しており、日韓関係はもちろん、日米韓の安全保障上の関係にも影響を及ぼしそうだ。

中国メディアの環球時報は韓国の発表を速報で伝えたほか、日本の報道を引用して「日本政府関係者は極めて遺憾だと話した」と伝えた。また、界面新聞は「日本側はこれまで、軍事情報協定の延長を希望することを表明してきたが、韓国側は敏感な軍事情報を交換するには高度な相互信頼が必要だとし、日本の輸出管理措置を理由に維持することが難しいとの立場を示した」と伝えた。

中国新聞網は中国版ツイッター・微博(ウェイボー)アカウントで「日韓対立エスカレート!韓国が軍事情報保護協定の破棄を決定」とツイート。「(GSOMIAは)日韓両国が戦後初めて結んだ軍事協力協定であり、日韓にとって唯一の軍事分野の協定である。最近、日韓は歴史問題、2国間貿易などの方面で関係が悪く、摩擦がエスカレートし続けている」と伝えた。

中国のネットユーザーからは

 

「日本は全く気にしないだろう。貿易保護主義の台頭は(日本にとって)韓国をたたく千載一遇のチャンス」

〇 金泳三大統領以来、韓国は日本に難癖をつき続けてきた。その一方で先端技術開発を日本に任せ、(半導体などの)中間部品で稼いできた。

中間製品の貿易でそれなりの実績を上げ、日本に対する視点が変化してきた。

文在寅の本音は「日本不要論」であるようだ。

それならば、日本から手を切ってやろうと静かに動き出したのが安倍晋三であるということだ。

 

「どうやら、文在寅大統領の行く末はあまり良くなさそうだ」

〇 第三者から見ればその通りなのだが・・・

文在寅は、先端技術でも日本に追いつき追い越せると本気で考えている。

さらに、南北の対話の継続で朝鮮統一が達成できると信じているようだ。

「平和経済」で韓国の未来は明るいと確信し、日米を顧みず爆走しているということらしい。

 

「米国が煽って、地域の緊張をわざと高めているのでは?」

〇 米国は、北朝鮮を篭絡することが中国包囲網の最終目標であると考えている節がある。

38度線以北は「アジアのアイスランド」とトランプには見えているのだろう。

トランプの視野に北朝鮮の金正恩は有るが、韓国の文在寅は入っていないようだ。

 

「米国はいざとなったら日本側につくだろう」

〇 米国は今でも日本側についている。

米国はいざとなったら、韓国を無視して北朝鮮を攻撃することも有るし、その覚悟を北朝鮮に見せれば、「北朝鮮が折れてくる」と目論んでいる。

そのプロセスに韓国の入り込む余地はない。

1990年代の朝鮮半島危機「米空軍の北朝鮮爆撃」は、金泳三大統領の強い反対で押しとどめられたが…文大統領はGSOMIA破棄で、反対の資格も失ってしまった。

 

「アジア太平洋地域はいろいろあるな。平和が一番だよ」

〇 中国が経済大国でいられるのもあと510年くらいか?

1990年代から続く米国の経済制裁によって、ジジャパン・アズ・ナンバーワンともいわれた日本経済は転落の一途をたどってきた。

日本は1990年代既に福祉の分野での整備が完成していたから国民の不満が高揚して体制変革が起こることはなかったが、中国国内はいつまで平和でいられるだろうか。

日本共産党の口癖は「軍備を縮小して、福祉の充実を」であったが…

中国共産党はそうは言わないだろう。

中国全土が、(デモで混乱する)香港化する日も近いのかもしれない。

 

「またさまざまな角度からの分析が出てくるのが楽しみだ」

〇 期待に反して、様々な国からの分析はなさそうだ。

文在寅の韓国に対して、

中国の習近平も、ロシアのプーチンも冷淡であるし、

北朝鮮の金正恩は文在寅を相手にもしていない。

米国のトランプは、あきれ返り韓国を見放す寸前の状態である。

焦った文在寅が、日本に向かって吠え掛かっているが・・・

安倍晋三は“だんまり”を決め込んでいる。

文在寅の韓国と話し合っても無意味と割り切っているからだ。

GSOMIA破棄は文在寅にとって“墓穴を掘った”ということになりそうだ。