2016年12月29日、中国国営テレビは日本が中国の空母に注目する理由について分析する記事を掲載した。
記事は、日本が中国空母の一挙手一投足に注目していると紹介。遼寧号が西太平洋に出れば、日本は戦闘機と艦船を派遣して監視し、現在建造中の空母についても、日本は多くの写真を撮影していると指摘した。
その理由について記事は、日本は中国の海軍力が強化していることを心配しており、特に遠洋能力の向上を恐れているからだと分析。遼寧号を主とする空母艦隊の戦闘力に日本は緊張を強いられており、全力で監視しているとした。そのため、新たな空母建設も当然日本の監視対象になっていると論じた。
これに対し、中国のネットユーザーからさまざまなコメントが寄せられた。
「日本はビクビクしているんだよ」
2016年12月28日、観察者網によると、米国政府はこのほど、中国軍の空母「遼寧」が初めて西太平洋まで進出したことに異議はないとの立場を示した。
米ABCによると、米国務省のトナー副報道官は27日の記者会見で、「国際法に基づいて海や空を航行し飛行する自由や権利は全ての国に保障されている」とした上で、「米海軍艦船も同じ海域を航行しており、それが航行の自由だ。彼ら(中国の空母)が公海上にいるのなら航行する権利はある」と述べた。
CHINAの国家機密など、そのユーモア程度であろう。