増渕 賢一(ますぶち としかず)ブログ

日々の思うことや意見、活動を掲載します。

2015年11月

中国が資源等を依存している国ランキング
 
中国経済の減速が、世界同時不況の原因となるのでは?
その影響はどのような範囲に及ぶのか?
 
「中国に依存している国ランキング」、日本は5位―米誌
Record China 11月30日()
2015年11月26日、米誌フォーブスは「中国依存度ランキング」を発表した。28日付けで参考消息網が伝えた。
 
中国経済の減速が世界経済に悪影響を与えるのではないかと懸念されている。フォーブス誌は輸出額全体に占める対中輸出の比率から、特に影響が大きい国・地域を発表した。
 
10位:インドネシア。対中輸出額/輸出額=10%、対中輸出額はGNDPの2%に相当。
9位:タイ。対中輸出額/輸出額=12%、対中輸出額はGDPの7%に相当。
8位:マレーシア。対中輸出額/輸出額=12%、対中輸出額はGDPの10%
   に相当。
7位:ブラジル。対中輸出額/輸出額=18%、対中輸出額はGDPの2%に相当。
6位:ペルー。対中輸出額/輸出額=19%、対中輸出額はGDPの4%に相当。
5位:日本。対中輸出額/輸出額=19%、対中輸出額はGDPの3%に相当。
4位:チリ。対中輸出額/輸出額=23%、対中輸出額はGDPの8%に相当。
3位:韓国。対中輸出額/輸出額=25%、対中輸出額はGDPの11%に相当。
2位:台湾。対中輸出額/輸出額=26%、対中輸出額はGDPの16%に相当。
1位:オーストラリア。対中輸出額/輸出額=34%、対中輸出額はGDPの6%に相当。
 
輸出総額に占める対中輸出で見れば記事のようになるのであろうが、
この10か国のGDPに対する対中輸出額の占める比率をピックアップすれば。
1位:台湾=16%,
2位:韓国=11%、
3位:マレーシア=10%、
4位:チリ=8%、
5位:タイ=7%、 
6位:オーストラリア=6%、
7位:ペルー=4%
8位:日本=3%
9位:ブラジル・インドネシア=2%
という結果になる。
対中国依存度ということならGDP対比で示すことがより正確なのではないか。
 
更に、対中依存度との表現にも異論がある。
オーストラリアを筆頭に、チリ、ペルー、ブラジル、インドネシアなどはいわゆる資源輸出国である。
タイや、マレーシアからは食料等が輸出されていると思われる。
日本からは、中国の産業にとって不可欠な素材や核心部品、工作機械などが輸出される。
この10か国の中で、一般消費財を中国に輸出しているのは、台湾と韓国の2か国に過ぎない。
つまり、韓国と台湾を除く8カ国は、中国にとって必要なものを輸出しているということであり、中国がこれらの国に資源や必要な物品を依存しているということが実態ではないか。
 

エリートの役割、知的財産の価値・・・
 
かつて日本社会が嘆いていた問題で
今日の韓国社会が悩んでいるらしい。
豊かな国になるために通過しなければならない関門なのであろう。
 
韓国人エリートが母国を去るわけとは?=韓国ネットが内情を訴え「韓国では実力より政治」「好いアイディアは上司に横取りされる」
Record China 11月30日()
2015年11月26日、韓国・聯合ニュースは、韓国の優秀な人材が国内にとどまらず海外に流出する「頭脳流出」が深刻な状況に在り、国家の競争力にも悪影響を及ぼしていると報じた。
 
スイスの国際経営開発研究院(IMD)の報告書によると、韓国の「頭脳流出指数」(1~10)は3.98で、調査対象61カ国中44位との結果が出た、指数は高いほど母国への人材定着率が高いことを示し、上位はノルウェー、スイス、フィンランドなどが占めた。韓国の順位は、マレーシア(19位)、トルコ(25位)、タイ(28位)、インド(29位)、をも下回る深刻な状況と言える。
 
実際、12年に米国で行った調査では、韓国人の理工系博士1400人の内60%が米国に残る意思を示した。また留学生の数でみると、韓国から海外に出る人は韓国への留学生の2.5倍に上る。全国経済人連合会のイム・サンヒョク常務はこれについて、「国内に質の良い職がないため」と指摘している。
 
一方、韓国のネットユーザーからは、こうした状況は韓国社会が生んだ必然の結果と訴える声が数多く寄せられた。
 
「今に始まったことじゃない」
戦前、日本本土に「強制連行」されたという半島人の多くは「日本での夢」を描いて流出した人材ということ。
 
「能力があればあるほど、海外に出るのが生きる道だ」
儒教的階級社会と、科学技術は相いれない。
国内に人材をとどめるためには、韓国社会の価値観を変えなければならない。
国民の価値観を変えることは「言うは易いが行うは・・・」
 
「良いアイディアを出すと上司がその立場を利用して横取りする。そんな所で、誰も働きたくないよ」
日本人には理解できない!知的財産が軽んじられているということなのか?
 
「頭が良い人が海外に出るのは当然。今まさに留学中の僕も、故郷を思い出すことなんて全くないよ。韓国は知識人が一番生きにくい国だ」
よく言われることだが、韓国人の民族意識は極めて強いが、国家への帰属意識は極めて薄いようだ。“人生至る所に青山あり”と言うことか。
日本人はどこにいても、老後は故郷でと望むものだが・・・?
 
「賢いと、人にたかられる。そんな国にはいられない」
韓国や中国では、一族中の誰かが出世するか、成功者になると、一族が総て“ぶらさがる”と言う慣習が今でも残っているということであろう。
かつての成功者は、それが成功者としての務めと弁えていたようなのだが?
 
「韓国はアイディアの価値が低すぎる。良いものを作ると、すぐにそっくりまねされる。創意工夫なんて、誰もしなくなるね」
知的財産が尊重されるのが先進国の証!
このコメントが真実だとすれば、韓国は先進国の名に値しない。
 
「韓国では実力より政治」
発展途上国ほど政治が社会のあらゆる面に影響力を持つ。
韓国も政治が各方面に影響力を持っているということか?
それともここでいう政治とは“社内政治”と言うことか、一般職ではありがちだが、科学者や技術者の世界では“政治”は入り込む余地がないのでは?
 
「韓国のエリートは大体平凡な社会人になるけど、だからって会社で能力を発揮できるわけじゃない。新入社員が意見をすると、新入りのくせにと悪口を言われるのがおちだ」
日本社会に在っても、自己の能力を会社や上司に認めてもらうには様々な努力がいる。「学歴」もその一つである。
そして、「高い学歴」には、ある種の「ノブレス・オブリージュ」が求められる。
中央官庁には、上級職の者のみのサークルがあり、そのサークルでは新入りが大先輩に意見することが許されていた。
エリートを認め、エリートが責任感を持ってこそ、エリートの才能が生かされるということではないか。
 
「韓国で生まれた人が海外でノーベル賞を取ること掛かりに在ったとしても、韓国に入る韓国人がノーベル賞を取ることは不可能」
ノーベル賞を受賞できるような優秀な韓国人も沢山いるはずだ。
「偉大な芸術家の活動は、パトロンの存在なくして語れない」といわれる。
偉大な業績をのこす科学者には、芸術家以上にパトロンの存在が重要なのではないか? iPS細胞の研究でノーベル賞を受賞した山中伸也京都大学教授は、「(自分は)研究と同じくらい、研究資金集めに奔走する」と話しておられた。
韓国の政府(国民世論)や、財閥(資本家)の理解が進まなければ・・・と言うことであろう。
米国の大学の学長は、「大学の研究者が必要な“研究資金”を集めることが最大の責務」と言われている。
また、大学の研究室が“研究成果”を挙げれば、スポンサーも沢山つく。
大学当局も、研究者も“能動的”でなければノーベル賞などの成果は得られないということであろう。
 
 
エリートの役割、知的財産の価値・・・
 
かつて日本社会が嘆いていた問題で
今日の韓国社会が悩んでいるらしい。
豊かな国になるために通過しなければならない関門なのであろう。
 
韓国人エリートが母国を去るわけとは?=韓国ネットが内情を訴え「韓国では実力より政治」「好いアイディアは上司に横取りされる」
Record China 11月30日()
2015年11月26日、韓国・聯合ニュースは、韓国の優秀な人材が国内にとどまらず海外に流出する「頭脳流出」が深刻な状況に在り、国家の競争力にも悪影響を及ぼしていると報じた。
 
スイスの国際経営開発研究院(IMD)の報告書によると、韓国の「頭脳流出指数」(1~10)は3.98で、調査対象61カ国中44位との結果が出た、指数は高いほど母国への人材定着率が高いことを示し、上位はノルウェー、スイス、フィンランドなどが占めた。韓国の順位は、マレーシア(19位)、トルコ(25位)、タイ(28位)、インド(29位)、をも下回る深刻な状況と言える。
 
実際、12年に米国で行った調査では、韓国人の理工系博士1400人の内60%が米国に残る意思を示した。また留学生の数でみると、韓国から海外に出る人は韓国への留学生の2.5倍に上る。全国経済人連合会のイム・サンヒョク常務はこれについて、「国内に質の良い職がないため」と指摘している。
 
一方、韓国のネットユーザーからは、こうした状況は韓国社会が生んだ必然の結果と訴える声が数多く寄せられた。
 
「今に始まったことじゃない」
戦前、日本本土に「強制連行」されたという半島人の多くは「日本での夢」を描いて流出した人材ということ。
 
「能力があればあるほど、海外に出るのが生きる道だ」
儒教的階級社会と、科学技術は相いれない。
国内に人材をとどめるためには、韓国社会の価値観を変えなければならない。
国民の価値観を変えることは「言うは易いが行うは・・・」
 
「良いアイディアを出すと上司がその立場を利用して横取りする。そんな所で、誰も働きたくないよ」
日本人には理解できない!知的財産が軽んじられているということなのか?
 
「頭が良い人が海外に出るのは当然。今まさに留学中の僕も、故郷を思い出すことなんて全くないよ。韓国は知識人が一番生きにくい国だ」
よく言われることだが、韓国人の民族意識は極めて強いが、国家への帰属意識は極めて薄いようだ。“人生至る所に青山あり”と言うことか。
日本人はどこにいても、老後は故郷でと望むものだが・・・?
 
「賢いと、人にたかられる。そんな国にはいられない」
韓国や中国では、一族中の誰かが出世するか、成功者になると、一族が総て“ぶらさがる”と言う慣習が今でも残っているということであろう。
かつての成功者は、それが成功者としての務めと弁えていたようなのだが?
 
「韓国はアイディアの価値が低すぎる。良いものを作ると、すぐにそっくりまねされる。創意工夫なんて、誰もしなくなるね」
知的財産が尊重されるのが先進国の証!
このコメントが真実だとすれば、韓国は先進国の名に値しない。
 
「韓国では実力より政治」
発展途上国ほど政治が社会のあらゆる面に影響力を持つ。
韓国も政治が各方面に影響力を持っているということか?
それともここでいう政治とは“社内政治”と言うことか、一般職ではありがちだが、科学者や技術者の世界では“政治”は入り込む余地がないのでは?
 
「韓国のエリートは大体平凡な社会人になるけど、だからって会社で能力を発揮できるわけじゃない。新入社員が意見をすると、新入りのくせにと悪口を言われるのがおちだ」
日本社会に在っても、自己の能力を会社や上司に認めてもらうには様々な努力がいる。「学歴」もその一つである。
そして、「高い学歴」には、ある種の「ノブレス・オブリージュ」が求められる。
中央官庁には、上級職の者のみのサークルがあり、そのサークルでは新入りが大先輩に意見することが許されていた。
エリートを認め、エリートが責任感を持ってこそ、エリートの才能が生かされるということではないか。
 
「韓国で生まれた人が海外でノーベル賞を取ること掛かりに在ったとしても、韓国に入る韓国人がノーベル賞を取ることは不可能」
ノーベル賞を受賞できるような優秀な韓国人も沢山いるはずだ。
「偉大な芸術家の活動は、パトロンの存在なくして語れない」といわれる。
偉大な業績をのこす科学者には、芸術家以上にパトロンの存在が重要なのではないか? iPS細胞の研究でノーベル賞を受賞した山中伸也京都大学教授は、「(自分は)研究と同じくらい、研究資金集めに奔走する」と話しておられた。
韓国の政府(国民世論)や、財閥(資本家)の理解が進まなければ・・・と言うことであろう。
米国の大学の学長は、「大学の研究者が必要な“研究資金”を集めることが最大の責務」と言われている。
また、大学の研究室が“研究成果”を挙げれば、スポンサーも沢山つく。
大学当局も、研究者も“能動的”でなければノーベル賞などの成果は得られないということであろう。
 
 

日本よいとこ一度はおいで~
酒はうまいし…姉ちゃんはきれいだ・・・
「もしかすると・・・日本人は幸せなのかもしれない?」
そんなことを韓国人は、韓国社会は教えてくれるが・・・
今日の話題はその典型であろう。
 
日本で生活する韓国人が幸せに感じることは?=「韓国がおかしいのか?」「今すぐ日本に行きたい!」-韓国ネット
Record China 11月29日(日)
2015年11月29日、韓国のインターネット掲示板にこのほど、「日本生活の中で幸せなこと」と題するスレッドが立った。
 
日本で暮らしているというスレッド主が幸せに感じるのは、近所のスーパーで売られている「握り寿司セット」が美味しいことだという。スレッド主は実際のすしの写真を掲載し、「ネタが分厚く、ご飯がモチモチしている」と絶賛。さらに、「夜になると割引セールをするので、たった270円で買うことができる」と説明している。
 
この書き込みに、他のネットユーザーは以下のようなコメントを寄せている。
 
「そのクオリティーなら、韓国では1000円以上するだろう」
明洞で回転寿司店に入ったことがある。
寿司の品質は日本のスーパー以下、値段は寿司専門店の物であった。
原材料(寿司ネタ)も、米も、仕入れ価格では韓国の方が安い筈?回転すしの機械が高価なのか?寿司職人が少ないから高給を取っているのだろうか?様々な疑問がわいた。
 
「270円?私なら絶対、毎日食べる!」
寿司に限らず、弁当類は翌日に販売を持ちこせないので、夜間には割引がある。それでも売れ残った弁当は、ホームレスに無料で渡すと法的責任が問われるから、“持ち去らせる”。
「銀座の乞食は“糖尿病”」と揶揄される所以である。
 
「日本は韓国より賃金が高いのに、どうして物価は安いの?日本がおかしいのか、韓国がおかしいのか?」
嘗て、日本でも「米国は日本より賃金が高いのに、どうして物価が安い?」と疑問が投げかけられていた。
「食糧費は、最低生活水準に合わせるべく政府がコントロールする」ということが要因だが、「日本も米国並みになったのか!」と韓国人に気付かせてもらった思いだ。
 
「日本のすしは安くても質がいいから、高い寿司を食べると損した気分になる」
やはり、一流店の寿司>普通の寿司店の寿司>回転すしの寿司>テークアウト専門店の寿司>ス-パーの寿司の順においしさは違う。
自分の財布の中身を勘案して、納得のいくクラス寿司を食べればいい。
・・・このようにチョイスできることも幸せなことか?
 
「とても羨ましいが、放射能は大丈夫なのだろうか?」
「フグは食べたいが、中るのが怖い…因って、フグ鍋を“テッチリ”(鉄砲鍋)と呼ぶ」寿司を食べるのに、フグを食べるほどの勇気は必要ないと思うが・・・?
特に、安価な寿司のネタは、多くが養殖物や輸入品であり、高価な日本近海物は使われていないからご安心を。
 
「韓国で2000円の寿司ランチを食べたが、全然おいしくなかった。気軽においしい寿司を食べることのできる日本が羨ましい」
日本でランチに2000円も出せば、和食でも洋食でも、中華料理でも満足のいくものが食べられる。
ホテルでも「ワンコイン(500円)ランチ」を提供しているところもあるくらいだ。
 
「今すぐ日本に行きたくなった」
日本語を流暢に話すことができ、事実に基づいた歴史観を持ち、日本の歴史及び価値観を理解し容認することができれば、訪日を歓迎する。
上記の条件を満たせば、日本で求職することも可能である。
 
なお、一億総活躍社会実現のために、最低賃金(時給)を1000円にするという。驚くべき政府発表があった。小さい声で「どうだ!」と言いたくなる気分である。
私が物心ついたころ(1950年代)は、一升(1.8L)の日本酒は、労働者の二日分の日給を出さなければ買えなかった。
それが、今では、一時間ちょっと働けば買えるのである。
森の石松ではないが、気軽に「寿司食いね~ 酒飲みね~」である。
 
 

絶好のチャンス到来
 
日本人の悲願が達成されるかもしれない。
ユネスコ記憶遺産に「南京大虐殺の記録」が登録されたからである。
「東京裁判」を直接批判することなく、
否定できるツールを得たからである。
 
「南京大虐殺の証拠ないと対外発信を」「歴史捏造を正す国民会議」が集会
産経新聞 11月29日()
中国が申請した「南京大虐殺文書」が国連教育科学文化機関(ユネスコ)記憶遺産に登録されたことを受け、有識者らでつくる「『南京大虐殺』の歴史捏造を正す国民会議」は28日、東京都内で集会を開いた。参加者からは、虐殺の証拠が存在しないことを政府が対外発信するよう求める声が相次いだ。
 
同会議議長の渡部昇一上智大名誉教授は「組織的な虐殺は有りえなかったと断言できる」と指摘。民主党の松原仁・元国家公安委員会委員長は、日本兵と談笑しながら帰宅する女性の表情が修正されて強制連行の写真として利用されていることなどを紹介し、「証拠は存在しない」と強調した。
 
山田宏・元次世代の党幹事長は「国が責任を持って国際社会に発信して欲しい」と述べるとともに、大虐殺があったとの誤解を国内に広める連載記事を書いた朝日新聞の本多勝一記者(当時)の国会招致を求めた。
 
南京大虐殺の歴史

1、     東京裁判(極東国際軍事裁判)で、突然提起された。南京攻略軍の司令官・松井石根大将は大虐殺の責任を問われて「死刑」を宣告され、1948年12月23日処刑された。今日、改めて松井大将の経歴を調べて知ったことだが、東条英機大将らがA(平和に対する罪)戦犯であったが、松井大将はB級(ハーグ陸戦協定による戦争犯罪)戦犯に問われた。

2、     つまり、南京大虐殺は、東京裁判の法廷で捏造された事件であり、南京大虐殺の虚構を証明することは「東京裁判」に対する信憑性を揺るがすものとなる。

3、     かねがね、渡部昇一先生は、日本政府の基本的姿勢は、サンフランシスコ講和条約における東京裁判に関する取り扱い条件「日本政府は東京裁判における初判決を受け入れ」との条文を「東京裁判を受け入れ」てと“あえて”誤訳して、国際社会に復帰したとしている。つまり、今までの日本政府は、東京裁判史観に立っているのであると指摘していた。

4、     南京大虐殺に関する公式文書は現在まで存在せず、占領軍の東京裁判における裁判記録も封印されたままであり、南京大虐殺を公式に検証・批判することは不可能であった。

しかし、“幸いなことに”?中華人民共和国政府がユネスコに南京大虐殺の証拠写真や文書を記憶資産登録してくれた。つまり、南京大虐殺はなかったという立場に立てば、南京大虐殺の有無を検証する証拠が示されたということである。

5、     「南京学会」の東中野修道先生は、南京大虐殺に関する報道写真等を検証して、そのほとんどが修正されたものや、松原仁氏が指摘したように実情と全く違う説明を付されたものであると証明している。

また、阿羅健一先生も、一時資料を収集検証して南京大虐殺の信ぴょう性を否定している。

6、     また、東京裁判における証言者も、日本兵士による治安維持上の射殺などの事例を示したものはあるが、大虐殺や日本兵士による強姦に関する証言はなかった。南京市民に対する食料支援等の資料でも、約20万市民のほとんどが生存しており、大虐殺を示すものは何も発見されていない。

7、     占領軍の管理下で開催された「東京裁判」が、“脱法裁判”裁判であること、“報復裁判”であったことは明らかだが、敗戦国・日本は涙を呑んで耐えるしかなかった。

8、     山田宏氏の指摘は、その様な日本の立場を見越して、中国情報関係部局は、朝日新聞の本多勝一記者を招待し、中国に都合のいい資料や現場だけを示し、本多記者は中国の意図に沿った連載記事を朝日新聞に連載したと言う点を指摘したものであろう。

9、     中国が申請し、ユネスコが登録を承認した「南京大虐殺に関する記憶遺産」に対し、“学術的な反論”をすることによって、東京裁判で毀損された日本の名誉回復が可能ということである。

 
東京裁判で、いわゆるA級戦犯として絞首刑の判決を受け“法務死”された方々の訴追理由を掲げてみる。
 
板垣征四郎(中国侵略・米国に対する平和の罪)
木村兵太郎(英国に対する戦争開始の罪)
土肥原賢二(中国侵略の罪)
東条英機(ハワイの軍港・真珠湾を不法攻撃、米国軍隊と一般人を殺害した罪)
武藤章(一部捕虜虐待の罪)
松井石根(B級戦犯、捕虜及び一般人に対する国際法違反「南京事件」)
広田弘毅(近衛内閣外相として南京事件での残虐行為を止めなかった不作為の責任)
 
南京大虐殺が否定されれば、少なくとも、松井石根大将と広田弘毅総理は“無罪”と言うことになる。
 
板垣、木村、土肥原、東条の四氏は国際法で認められた国家としての交戦権を行使したのであってそもそも無罪。
 
武藤章氏は、参謀長の要職に在り、捕虜に直接関係していたのか疑問。
フィリピンにおける軍事裁判で死刑に処せられた山下奉文・本間雅治司令官と同様、「フィリピンから駆逐されたことへのマッカーサーの報復」と解することができる。
 
東条英機氏の起訴理由(一般人を殺害した罪)は、
東京大空襲で“一夜に”10万人以上を殺傷し、
広島・長崎への原爆投下で“一瞬に”10万人内外を殺傷した米国こそ
その罪に問われるべきではないか。
日本の空母移動部隊・艦載機でのハワイ大空襲では、一般市民を攻撃対象にしなかった。
攻撃対象は、軍艦および軍事施設に限定されていたのであり、一般人が爆撃に巻き込まれたとしてもそれは例外的であったはずだ。
 
 

儒教は、良くもあり、悪しくもある?
 
儒教の発祥地・中国では、「儒教は統治の方便」
儒教の中継地・韓国では、「観念として根付き」
儒教の最終到着地・日本では「単なる学問・道徳とされる」
 
「日本の科学技術の底力は学者の誠実さ」、韓国政府高官が発言=韓国ネット「研究費もないのに続けられない」「世間の風潮にも問題がある」
Record China 11月27日()
2015年11月25日、韓国・聯合ニュースによると、日本を訪問した韓国の未来創造科学部の崔陽熙長官は、ノーベル賞を相次いで受賞する日本の科学技術の底力は(一分野で粘り強く研究する)学者の誠実さに在るとのべた。
 
崔長官は、韓国メディアの東京特派員との懇談会で、「日本の科学者の創造性が大きく優れているとは見ていないが、彼らはそれぞれの分野で継続的に研究する。そのため、ノーベル委員会も彼らを知ることになる」と評価した。一方、韓国の科学者たちについては、「研究費が多く支援されているテーマを見つけ、頻繁に研究分野を変えているのが現実」と指摘した。
 
崔長官は韓国の基礎科学支援予算について、「大幅に増額しているが排出される研究者の増加に追い付いていないのが実情だ」とし、基礎科学分野の研究者たちが他の分野の研究に比べて十分な研究費が得られていないとの認識を示した。また、政府の予算だけでは限界があるとして、「企業の基礎科学への投資、海外の大規模な研究装置の共同利用などが必要だ」とも述べた。
 
この報道に、韓国のネットユーザーから様々なコメントが寄せられている。
 
「韓国では隣の人が別のことをやっていたら、すごく気になってテーマを変えてしまうこともよくあるからな」
“隣の芝は青い”とか、“他人の麦飯”との俗諺が日本にもある。
他人の事が気になるのは人の常であるが、一握りの研究者は、そのような人間としての属性を超越しているから、偉大な成果を得られるのではないか。
 
「純粋な研究をしていると、『役に立たないことをして食べている』と考える世間の認識にも問題があると思う」
確かに、私の父は「勉強だけでは“親不孝”」といっていた。
しかし、ノーベル賞に値する研究は、人の世の役に立っている。
また、特許が莫大な富をもたらすことも現代社会である。
 
「韓国社会は、頑張って勉強してよい成績を取り、大企業に入ろうとする考えが主流を占めている。大企業中心のこの考え方が、科学者や技術者、それに科学技術自体を低評価する原因になっているのではないだろうか」
日本人であっても、倒産の恐れのない政府機関や、大企業に就職を求めることは当然であるが、韓国では総合職・管理職(儒教でいう“士太夫”)に希望が集中し、研究職()を希望する者が少ないとことに原因があるのではないか。
また、基礎研究以外にも研究分野はある。生産技術や部品技術でも研究成果はあることを社会が認めなければならないのではないか。
 
「政府支援が不足して研究費も少ないし、さらに正規職枠も少ない。こんな状態で、ノーベル委員会に認識されるまで奴隷のように研究し続けろというのか」
大変失礼だが、基礎研究でもその他の研究でも、深い興味と、高い使命感がなければ成果は得られない。
研究者の執務時間が不規則であるからと言って、それが“奴隷のように”との認識は全く間違っている。
 
「研究費がなくては、研究は続けられない。必然的に研究費の下りる研究に人材が集まる。ノーベル賞なんて夢のまた夢だ」
今年ノーベル賞・医学生理学賞を受賞した屠呦呦(トゥー・ヨウヨウ)84)の研究は、中国によるベトナムに対する「膺懲戦争」の際、中国兵がベトナムの風土病ともいえる「マラリア」に悩まされ、マラリアの治療薬の研究を軍部から求められて、漢方薬からアーテミシニンを発見したのだ。
与えられた、研究でも偉大な発見をすることがあるという事例である。
 
「日本の研究者は給与も多いだろうが、韓国の研究職は…?早く退勤できたとしても午後10時、夜明けに帰宅することもしばしばだ。終末にやっと帰宅できることもある。それでいて給料はスズメの涙」
労働に対する対価は、市場原理で決するが、研究者に対する対価は社会全体の了解が必要なのではないか。
研究実績は、途中経過を示す論文等でも評価することは可能ではないかと思う。
国家の指導者や、企業の経営者の認識が重要だ。
 
「研究成果が出るには数十年はかかるだろうが、金儲けを目指している科学者はそんなに待っていられない」
金儲けを目指すなら、経済学にでも進めばよい。
科学者は、金儲けが目的ではなく、結果として大金を得ることも可能ということである。
 
「ノーベル賞受賞のための研究をする韓国と、純粋な研究をする日本、日韓の違いは明らかだ」
青色ダイオードの発明・実用化は、イルミネーションに革命的な変化を与えた。中村修二は、地方の中小企業で実用化の研究をし、ノーベル賞を受賞した。
商品開発が、ノーベル賞につながったのである。
日本の研究者にとってノーベル賞は名誉ではあっても目的ではないはずである。
「ノーベル賞の受賞のための研究」の姿勢は、一言で言って“邪道”である。
 
「もともと、韓国は科学技術には関心のない民族だと思う。日本は最近だけでなく、戦国時代にも西洋と交流して商工業の発展に力を入れていた」
古代から、日本人は、外国の文物を招来し“自家薬籠中”の物にしてきた。
仏教も多様な技術とともに日本に入り、日本で成熟した。
キリスト教も多くの技術をもたらしたが、日本人はキリスト教の教義には目もくれず、技術だけを取り入れた。
儒教においてもしかりであり、教養の分野に留め、統治システムには取り入れなかった。
韓国の悲劇は、李氏朝鮮500年間、儒教の中でも最も前例主義を重視する「朱子学」で統治し続けた。
前例主義とは「新発見」を排除するものであり、「朱子学では発明は“罪”」である。
仏教を国教とした高麗は、高い芸術・文化を生み出したが、李氏朝鮮ではそれもが“退化”してしまったといわれる所以である。
厳しいことを言わせてもらえば、
「韓国人の観念を“逆転”させなければ、ノーベル賞は夢のまた夢」である。
 

 

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