“中国幻想”から醒めて観ると―2
習近平のドジは、中国・韓国でもあからさまになっている。
習近平の金満外交、「自国民が飢えているのに」とネットユーザーが批判―中国
Record China 9月30日(火)
2015年9月29日、米ラジオ局ボイスオブアメリカ中国版サイトは記事「中国の海外支援は貧乏人の見栄っ張り?ネットユーザーが議論」を掲載した。
習近平国家主席は16日、国連総会の一般討論演説を行った。最貧国に対する無利子融資については2015年末時点で返済を免除するほか、途上国支援の南南協力援助基金を設立し、20億ドル(約2400億円)を拠出すると約束した。またアフリカ連合(AU)に対し1億ドル(約120億円)の無償軍事援助を提供する方針も発表された。
この大盤振る舞いに反発する中国ネットユーザーは少なくない。文化大革命の時代、中国経済はどん底だったがそれでも米ソに対抗する為途上国への支援を続けた。あの時代に戻ろうとしているのではないかという危惧だ。
あるネット掲示板では批判意見の多くが検閲により削除されていたが、残された発言のいくつかを紹介しよう。
「自分の子供がお腹を空かしているというのに、他人の子供におやつや玩具を買ってあげるってのかね。病気じゃないの?」
かつては、日本からの援助資金を、途上国への資金として流用し、日本の国連活動の妨害に、それらの途上国を中国が動員したのだから、日本人はいい面の皮
であった。
「国連の基準に従えば、中国の貧困人口は2億5000万人で世界一。友好国にプレゼントしても自国民には何も与えないっていうのは毛沢東以来の伝統だ。6000万人が餓死していたのに他国を支援していたんだからな」
名越二荒之助先生は、「中国共産党は、中国人を何千万も殺している。20万や30万人くらいどうってことない」と、南京問題を取り上げる中国政府を一笑に付していた。まさかそれ程では?と思っていたが、どうやら本当のようだ。
「ばらまき外交だよね。政治的支持を得るための投資だよ。とはいえ国内の貧乏人がかわいそうだけど」
軍事パレードには、途上国の首脳が援助資金欲しさに参加していたようだった。
中国が開発途上国の環境対策支援に3700億円、韓国で批判集中「まず自分のところだろ」「スモッグを何とかして・・・」
Record China 9月30日(水)
2015年9月28日、米国を訪問している中国の習近平国家主席はオバマ大統領との会談後、二酸化炭素(CO2)排出抑制に関する共同声明を発表。中国が開発途上国の気候変動を後押しすることを目的に31億ドル(約3720億円)を出資することが明らかになった。
この報道について、韓国ネット上では、
「まず自分のところだろ」
当然の反応、全く同感!
「開発途上国のCO2など問題ではない。中国自身の問題の方が大きい。海洋汚染などあまりにも深刻だ」
中国と米国が温暖効果ガスの排出国の1位2位。途上国が排出するそれ等問題にならない。
日本沿岸には中国の海洋投棄物に交じって、韓国のそれも少なくないと聞くが?
「無茶くちゃだな。中国がCO2排出を抑制しなければ、世界は救われないというのに」
二酸化炭素排出の原因は、中国においては“練炭”が最も大きいという。韓国では、オンドルに練炭を使っていないだろうな?
「中国は自分のところをまだ開発途上国だと言っていなかったか?」
中国人自身が、貧困者2億5000万人と言っていた。
しかし、1000万人ほどは世界が羨む「億万長者」。
また、韓国では中国から飛来したとみられる物質による大気汚染が深刻なことから、
「その資金はスモッグ対策のための植林にでも使ってくれ」
植林しても、成長するまでに誰かに刈り取られてしまうのが中国。
「スモッグや砂嵐の被害に遭っている周辺国を支援すべきだ」
偏西風は西には吹かないから、韓国へ支援してくれということか?
「自分の国の問題を解決してから、他の国を支援すべきだろう。それが正しい順序だ。ま、韓国もおなじだけど・・・」
私が言いたくても言えなかったことを言ってくれた。感謝する。
などの意見も見られた。